キャンプのバーベキューに最適な鉄板素材とは?プロが教える選び方&お手入れ法

キャンプのバーベキューに最適な鉄板素材とは?プロが教える選び方&お手入れ法キャンプのバーベキューに最適な鉄板素材とは?プロが教える選び方&お手入れ法

キャンプバーベキューを極める!鉄板の素材ごとの特徴や選び方を紹介

キャンプでのバーベキューをもっと美味しく、もっと楽しみたい!そんな願いを叶える秘訣が、実は鉄板にあります。でも、どんな鉄板を選べばいいの?メンテナンスは難しくない?と思う方もいることでしょう。この記事を読めば、あなたのキャンプバーベキューが格段にグレードアップ。鉄板の素材ごとの特徴や選び方を知って、理想のキャンプバーベキューを楽しみましょう。

キャンプのバーベキューに鉄板が必要な理由

キャンプのバーベキューに鉄板が必要な理由

キャンプでのバーベキューといえば、多くの人が網を思い浮かべるでしょう。しかし、実は鉄板を使うことで、より美味しく、より効率的に調理を楽しむことができます。ここでは、キャンプのバーベキューに鉄板が必要な理由について、その特性と利点を網との比較を交えながら解説します。

鉄板の特性と利点

・優れた耐久性

鉄板は頑丈で、多少の乱暴な扱いにも耐えられます。長期間使用できるため、コストパフォーマンスに優れています。

・高い保温性

鉄板は熱を蓄えやすく、均一に保温します。これにより、食材を均等に調理でき、冷めにくいという利点があります。

・多様な調理が可能

鉄板では、焼く以外にも炒める、蒸す、煮るなど、様々な調理方法を楽しめます。

・手入れが簡単

使用後は、専用のヘラやブラシで焦げ付きを落とし、軽く油を塗るだけでメンテナンスが完了します。

網との比較

鉄板は保温性の高さと調理の多様性においては、網よりも特に優れています。その2点はキャンプでのバーベキューを格段に楽しくする要素といえるでしょう。

収納や持ち運びやすさの観点では、網の方が軽くて扱いやすいため、鉄板よりも網の方が優れています。

鉄板素材の種類と特徴

鉄板素材の種類と特徴

キャンプでのバーベキューに使用する鉄板には、主に3種類の素材があります。それぞれに特徴があり、用途や好みに応じて選ぶことが大切です。

鉄製

鉄製の鉄板は、高い熱伝導性と優れた蓄熱性を持ち、食材を均一に加熱できます。また、耐久性が高く、使用を重ねるほど風味が増すのも特徴です。

特に人気なのが黒皮鉄で、表面の黒い酸化膜が錆びを防ぎ、独特の風合いを生み出します。厚みは用途によって異なり、アウトドア用なら6mm~9mm程度が扱いやすく、十分な調理性能を発揮します。

ただし、錆びやすいため使用後の十分な乾燥や定期的なシーズニングが必要です。また、酸性の強い食材を長時間置かないことや急激な温度変化を避けることも大切です。これらに気をつければ、鉄製鉄板の魅力を存分に活かせるでしょう。

ステンレス製

ステンレス製の鉄板は、耐久性と耐食性に優れ、キャンプのバーベキューに適しています。錆びにくく、メンテナンスが容易で、高級感のある外観も特徴です。

主な種類はSUS430とSUS304があり、それぞれ磁性の有無や耐食性、価格が異なります。板厚は3mmと5mmが一般的で、軽量性と熱容量のバランスで選択できます。

使用時は油ならしが必要で、急激な温度変化を避け、適切な調理器具を使用することが大切です。メンテナンスの手間を省きたい方や長期保存を考えている方におすすめの素材です。

アルミ製

アルミ製の鉄板は、キャンプやバーベキューに適した特徴を持っています。軽量で持ち運びが容易なうえ、熱伝導性が高く均一に加熱できます。また、錆びにくく、お手入れも比較的簡単です。

ただし、鉄製に比べて傷つきやすく、熱が冷めやすい点には注意が必要です。選ぶ際は、3mm以上の厚みがあり、使用人数や調理器具に合ったサイズのものを選びましょう。フッ素コーティングなどの表面加工があると、より使いやすくなります。

プロが教える鉄板選びのポイント

キャンプでのバーベキューを楽しむには、適切な鉄板選びが重要です。プロのアドバイスを参考に、以下のポイントに注目してみましょう。

用途に合わせたサイズと形状

鉄板のサイズは、参加人数や調理内容によって選びます。

  • 2~3人用:30cm×40cm程度
  • 4~6人用:40cm×60cm程度形状は長方形が一般的ですが、円形や正方形もあります。使用する火源に合わせて選択しましょう。

適切な厚みの選び方

厚みは熱の伝わり方や耐久性に影響します。

  • 薄手(3~4.5mm):軽量で持ち運びやすい
  • 中厚(6~9mm):熱むらが少なく、安定した調理が可能
  • 厚手(12mm以上):熱容量が大きく、高温調理に適する

熱伝導と保温性の考慮

素材によって熱の伝わり方が異なります。

  • 鉄:熱伝導率が高く、急速に加熱
  • ステンレス:熱むらが少なく、安定した調理が可能
  • アルミニウム:軽量で熱伝導率が高いが、保温性は低め

収納と持ち運びの利便性

キャンプでの使用を考えると、コンパクトに収納でき、軽量なものが便利です。

  • 折りたたみ式
  • 分割式
  • 専用キャリーバッグ付き

【初心者向け】鉄板キャンプバーベキューの始め方

鉄板を使ったキャンプバーベキューは、初心者でも手軽に挑戦できます。まず、人数や調理内容に合わせて適切なサイズを選びましょう。鉄製やステンレス製がおすすめです。購入後は初期シーズニングを行い、鉄板を長持ちさせるための準備を整えます。次に、火源を選定します。炭やガスバーナーなど、火力が調整しやすいものがおすすめです。

調理前には鉄板をきちんと予熱し、焦げ付き防止のために油を薄く塗布しましょう。初めての調理では、焼きそばやホットサンドなど、簡単に作れるメニューが適しています。鉄板を使用した後は、丁寧なお手入れを心がけてください。鉄板を冷ましてから食材を取り除き、水洗いしてから油を塗って保管しましょう。基礎を押さえて、初心者も鉄板キャンプバーベキューを存分にお楽しみください。

鉄板×調理器具で広がる楽しみ方!キャンプ料理の新アイデア

キャンプのバーベキューでは、鉄板と他の調理器具を併用することで、料理の幅がぐっと広がります。例えば、鉄板を網と組み合わせれば、鉄板で野菜や焼きそばを炒めながら網で魚や肉を焼くなど、同時に調理できます。また、スキレットやダッチオーブンを使えば、煮込み料理やパン作りも楽しめます。

さらに、鉄板を蓋として活用することで、蒸し焼きのような調理も可能です。鉄板の保温性や他の調理器具の特性を活かし、多彩なメニューに挑戦できます。限られた道具で効率よく調理を楽しむためには、こうした組み合わせの工夫が鍵となります。

【キャンプ】ステンレス鉄板で楽しむ!バーベキューレシピ

ステンレス鉄板を使ったバーベキューの魅力は、豪快なステーキや香ばしい焼き野菜だけにとどまりません。ステンレス鉄板で作れる簡単レシピをご紹介します。

定番の焼きそばは、ステンレス鉄板で麺を焼くことでパリッと香ばしく仕上がり、屋台の焼きそばとは一味違う美味しさを楽しめます。豚肉やイカ、エビ、キャベツ、モヤシなど、具材はお好みでアレンジできるのも魅力です。

ステンレス鉄板にオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れ、エビ、マッシュルーム、ブロッコリーなどの具材を煮込むだけで、おしゃれなアヒージョが完成します。熱々のステンレス鉄板で調理することで、素材の旨みが凝縮され、バゲットとの相性も抜群です。

デザートには焼きバナナがおすすめ。ステンレス鉄板でバナナを皮ごと焼き、シナモンやチョコレートソースをかければ、とろける甘さが口いっぱいに広がります。お子様にも喜ばれること間違いありません。

アイデア次第でさまざまなキャンプ料理を楽しめます。ステンレス鉄板を使ったバーベキューの新たな魅力を発見してみてください。

鉄板のメンテナンス方法

キャンプでのバーベキューを楽しむには、鉄板の適切なメンテナンスが欠かせません。ここでは、初期のシーズニングから日々のお手入れ、長期保存時の注意点までをご紹介します。

初期のシーズニング手順

鉄板を長く使うためには、適切なメンテナンスが欠かせません。ここでは、初期のシーズニング手順を中心に解説します。

まず、中性洗剤で鉄板をよく洗い、すすぎます。次に中火で空焼きし、煙が出るまで待ちます。その後、熱いうちに薄く油を塗り、再度加熱します。冷めたら野菜くずで磨き、最後にもう一度薄く油を塗ります。

この工程を2-3回繰り返すことで、丈夫な被膜が形成されます。丁寧なシーズニングを行うことで、鉄板の寿命が延び、美味しい料理を楽しむことができます。

使用後のお手入れ

キャンプで鉄板を使用した後のお手入れは、その寿命を延ばし次回の使用時の品質を保つために重要です。以下の手順で適切にメンテナンスを行いましょう。

  • 鉄板を十分に冷まします。
  • ヘラなどで食材の残りを優しく取り除きます。
  • 水で軽く洗い流します(洗剤は使用しない)。
  • 水気をしっかり拭き取ります。
  • 完全に乾燥させます。
  • 薄く油を塗ります(植物油やオリーブオイルがおすすめ)。

これらの手順を丁寧に行うことで、鉄板を長く良い状態で使い続けることができます。定期的なメンテナンスを心がけ、毎回のキャンプで美味しい料理を楽しみましょう。

長期保存時の注意点

キャンプシーズン終了後の鉄板の長期保存には注意が必要です。まず、使用後は中性洗剤で洗い、水気を完全に拭き取りましょう。

乾燥後は薄く食用油を塗り、新聞紙や防錆紙で包みます。保管場所は湿気が少なく、直射日光の当たらない場所を選びましょう。また、ビニール袋での密閉は避け、通気性のある素材を使用します。

長期保存中も月1回程度は状態を確認し、錆びの兆候があれば早めに対処することが大切です。これらの注意点を守ることで、次のシーズンまで鉄板を良好な状態で保つことができます。

よくある質問

鉄板の寿命について

鉄板の寿命は、使用頻度や管理方法によって大きく変わります。適切なお手入れを行えば、数年から10年以上使用できます。寿命を延ばすポイントは以下の通りです。

  • 使用後は必ず洗浄し、よく乾燥させる
  • 定期的にシーズニングを行う
  • 錆びを放置しない
  • 高温での使用を避ける

錆びの対処法

鉄板に錆びが発生した場合は、以下の手順で対処しましょう。

  • 細かいスチールウールで錆びを落とす
  • 中性洗剤で洗い、よく乾かす
  • 食用油を塗り、200℃程度で15分ほど加熱する
  • 油をペーパータオルで拭き取る

この作業を2~3回繰り返すことで、錆びを除去し再びシーズニングを施すことができます。

キャンプバーベキューにおすすめ!INDUST-REALのステンレス鉄板

INDUST-REALのステンレス鉄板は、SUS304という高品質なステンレス素材を使用しています。この素材は耐食性に優れ、錆びにくい特徴があります。また、5mm厚の頑丈な作りで、長期間の使用に耐える耐久性を備えています。

キャンプでの過酷な使用環境にも適しており、安心して調理を楽しむことができます。さらに、熱伝導性も高く、食材を均一に加熱できるため、美味しい料理を作るのに適しています。

使いやすさと収納性を兼ね備えたデザイン

INDUST-REALのステンレス鉄板は、使いやすさにも配慮されています。縁に溝がついているため、調理中の油や汁が飛び散りにくく、後片付けも容易です。

サイズは幅18cm×奥行28cmと、2~3人での使用に適しており、コンパクトながら十分な調理スペースを確保しています。

INDUST-REALのステンレス鉄板ストーリー

なぜステンレス製のバーベキュー鉄板ブランドINDUST-REALを開発するに至った、その背景についてお話しいたします。

私たち自身もキャンプを愛好する中で、従来の鉄板に課題を感じておりました。特に使用後のメンテナンス、中でもシーズニング(油ならし)の手間や、錆の発生は常に付きまとう問題です。

「楽しい思い出の後には、少し億劫な作業が待っている」という現実がありました。そこで着目したのが、双葉テックスの本業である金属加工で、日常的に扱う「ステンレス」という素材です。

「この素材の特性を活かせば、従来の課題を根本から解決できるのではないか」

この発想が、INDUST-REALの製品開発の原点となりました。

単に素材を変えるだけでなく、本業で培った精密な加工技術を注ぎ込み、熱伝導を最適化するための板厚を追求。そして、キャンプでの持ち運びや収納のしやすさも考慮した設計を施しています。

INDUST-REALが目指すのは、「育てる」手間から解放され、いつでも最高の状態で使える「信頼できる道具」です。準備や後片付けの負担を軽減し、皆様が純粋に調理と食事の時間を楽しむ一助となれば、作り手としてこれ以上の喜びはありません。

もしINDUST-REALにご興味をお持ちいただけましたら、下記商品詳細ページをぜひ、ご覧ください。

バーベキュー・キャンプ用の鉄板をお探しならINDUST-REAL

会社名 有限会社双葉テックス
住所 〒273-0018 千葉県船橋市栄町2丁目8番11号
TEL 047-435-1771
FAX 047-435-1773
URL https://www.futabatechx-life.com/